【荒神の名水】おいしいお水を汲みに
雨霧漂う大川山(だいせんざん)が神々しいです。

今年のお盆(ぼん)期間中はずっと雨降りでしたが、激しい雨の中、納骨堂にご家族でお参りされる方も多くおられました。
毎日あけておりますので、いつでもご参拝ください。

このところの異常気象(猛暑・台風・集中豪雨)で相次ぐ被害に加えて、全国のコロナ感染者も過去最多を更新しています。
私どもも、約2年程、県外へ出ていません。
予測のつかない不安定な状況が続きますが、今ある日常がかけがえのないものだと受け止めて、対策をしていくしかありません。
「荒神の名水」を求めて
雨の合間に、地元の隠れた名所へ行きました。
妙覚寺から車で5分の天川(あまがわ)神社。
その国道(438号線)から天川集落の脇道を入ります。

この先にある荒神集落は『琴南町誌』によれば、藩政時代(江戸)に旧・炭所西村に所属していたそうですが、明治7年に造田村に編入されたそうです。
氏神は、荒神さんで祠があり、中寺という山岳仏教の寺とも深いつながりがある地域です。
若坊守は子どもの頃に来たことがありますが、
記憶が曖昧だったので「まだ先でしょうか?」と地元の方に聞くと「まだ上です」と丁寧に教えてくださいました。
ほんとうに親切な琴南の人。
柞野(くにぎの)川に沿って山道を3kmほど走ると、着きました!
「荒神の名水」が汲める場所です。

テレビの取材が来たのでしょう、
「VOICE21選定」(山陽放送)の石碑がありました。

平成2年 荒神の名水 柞野部落」石碑

子どもとコップに水を汲んで飲みましたが、冷たく澄んだおいしい水は格別でした!
この集落で穫れるお米は絶対においしいはず。
さらに、もう一箇所の水汲み場を発見!!
ですが、こっちはビックリして足がすくみました…(降りましたが)

雨上がりで水量が増していたこともあり…
堰堤(ダム)が3段ほど

「ナイアガラの滝」状態!!!

足をすべらせて落ちたら確実に…。

という感じの場所でした。
子どもたちは危ないので、道路から眺めてもらいました。
来訪者に配慮された水汲み場です
滑落したら危険ですが、地元の「荒神自治会」の方が水を汲みやすいようにロープや柵をめぐらせて安全に整備してくださっています。(感謝)

丁寧に張り紙をしてくださっていますが、ホースを付けて汲む人がいるらしく、逆流して水槽の水が濁るそうです。
集落の方の大切な生活水なので、ルールを守りましょう。

1.5ℓのペットボトル1本の水をいただいて帰りました。

水の恵みに癒されました。

家に帰って、「荒神の水」でお茶を淹れました。
加島茶舗(島根県松江市)さんの「抹茶入り玄米茶」300g・760円
若坊守の付け焼き刃な淹れ方でも、非常に美味しく入ります(笑)
お気に入りの玄米茶で、名水を堪能しました。
次は中寺まで行きたいと思います。