【荒神の名水】おいしいお水を汲みに

雨霧あまぎり漂う大川山(だいせんざん)神々こうごうしいです。

大川山(だいせんざん・標高1043m)

今年のお(ぼん)期間中はずっと雨降りでしたが、激しい雨の中、納骨堂にご家族でお参りされる方も多くおられました。

毎日あけておりますので、いつでもご参拝さんぱいください。

笠形山(かさがたやま・標高762m)

このところの異常気象いじょうきしょう(猛暑・台風・集中豪雨)で相次ぐ被害に加えて、全国のコロナ感染者も過去最多を更新しています。

私どもも、約2年程、県外へ出ていません。

予測のつかない不安定な状況が続きますが、今ある日常がかけがえのないものだと受け止めて、対策をしていくしかありません。

荒神こうじん名水めいすい」を求めて

雨の合間あいまに、地元の隠れた名所へ行きました。

妙覚寺から車で5分の天川(あまがわ)神社。

その国道(438号線)から天川集落の脇道わきみちを入ります。

この先にある荒神こうじん集落は『琴南町誌ことなみちょうし』にれば、藩政はんせい時代(江戸)に旧・炭所西すみしょにし村に所属していたそうですが、明治7年に造田そうだ村に編入されたそうです。

氏神うじがみは、荒神こうじんさんほこらがあり、中寺なかでらという山岳仏教さんがくぶっきょうの寺とも深いつながりがある地域です。

若坊守わかぼうもりは子どもの頃に来たことがありますが、
記憶が曖昧あいまいだったので「まだ先でしょうか?」と地元の方に聞くと「まだ上です」と丁寧ていねいに教えてくださいました。

ほんとうに親切な琴南の人。

柞野(くにぎの)川に沿って山道を3kmほど走ると、着きました!

荒神こうじん名水めいすいめる場所です。

テレビの取材が来たのでしょう、

「VOICE21選定」(山陽放送)の石碑せきひがありました。

「VOICE21選定
平成2年 荒神の名水 柞野部落」石碑
水汲み場

子どもとコップに水を汲んで飲みましたが、冷たくんだおいしい水は格別かくべつでした!

この集落でれるお米は絶対においしいはず。

さらに、もう一箇所の水汲み場を発見!!

ですが、こっちはビックリして足がすくみました…(降りましたが)

雨上がりで水量が増していたこともあり…

堰堤えんてい(ダム)が3段ほど

「ナイアガラの滝」状態!!!

足をすべらせて落ちたら確実に…。

という感じの場所でした。

子どもたちは危ないので、道路から眺めてもらいました。

来訪者に配慮された水汲み場です

滑落かつらくしたら危険ですが、地元の「荒神こうじん自治会」の方が水をみやすいようにロープやさくをめぐらせて安全に整備してくださっています。(感謝)

丁寧に張り紙をしてくださっていますが、ホースを付けて汲む人がいるらしく、逆流して水槽すいそうの水がにごるそうです。

集落の方の大切な生活水なので、ルールを守りましょう。

1.5ℓのペットボトル1本の水をいただいて帰りました。

水の恵みにいやされました。

家に帰って、「荒神の水」でお茶をれました。

加島茶舗かしまちゃほ(島根県松江市)さんの「抹茶入り玄米茶」300g・760円

若坊守わかぼうもりれ方でも、非常に美味しく入ります(笑)

お気に入りの玄米茶げんまいちゃで、名水を堪能たんのうしました。

次は中寺なかでらまで行きたいと思います。